あぐーのせいろ蒸し　沖縄料理　しまぶた屋

(株)ＳＩＮＫＡ代表　松田です。

おすすめのメルマガをご紹介します。


『凧』

凧を高く揚げるのは大変な苦労が要ります。

風が無い時は糸を引いて走らなければならない。

やっと高く揚がっても、常に風を読まなければ失速したり、ぐるぐる旋回して墜落したりします。


ところが…。

空高く揚がった凧は、地上で糸を引く人の思いも知らず、

「この糸が無ければ、もっと自由に飛べるのに…。」

などと、つながれた糸を疎ましく思ったりします。


そして、遂には自らその糸を切ってしまいます。


支点を失なった凧は、風に揉まれながら、どこかへ消えてしまいます。


＊＊＊


実は、師匠からこの話を聴いたのは数日前のことでした。

この話だけでも充分「思い上がり」を戒める喩えとして理解できます。

ところが、昨晩の「カンブリア宮殿」での日本電産・永守社長の言葉、

「風が無くても凧は揚げなきゃならない。

風が無ければ経営者自ら、凧の糸を引きながら走るんだ。」


それを聞いた時に、背景が明確になりました。


凧は自分の力で空高く舞い上がったのではありません。

空の高みに舞うようになっても、

地上で糸を引いて支えてくれる力が無ければ、どこかへ消え失せてしまう。


ずっと「おかげさま」の力に支えられているのです。

『思い上がったタコ』になっていないでしょうか？

好調の風を受けている時こそ、感謝が大切なのです。


＊＊＊＊
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

『かたつむり』は
00557941s@merumo.ne.jpへ空メールを送って登録できます。